盛岡の雪どけ期、車の泥はねと塩分はいつ落とす?3月の汚れ対策と洗車のタイミング
監修:髙濵 良夫(出光リテール販売株式会社 販売部 担当課長)
盛岡や奥州の雪どけ期についた車の泥や塩分汚れは、積雪が落ち着く3月下旬から4月にかけて落とすのが目安です。春先の洗車のタイミングや、融雪剤を含んだ厄介な泥はねの手入れ方法に迷っている方に役立つ情報を、気象データをもとに解説します。
目次
結論:盛岡の雪どけの時期、車についた泥や塩分まじりの汚れは、積雪が落ち着く3月下旬から4月にかけてのタイミングで一度しっかり落とすのが1つの目安です。
盛岡市周辺では、冬の間から春先にかけて路面の凍結や積雪が繰り返されます。この時期の車は、融雪剤を含んだ泥水を跳ね上げやすく、ボディの下部や足回りが特に汚れやすい環境に置かれています。雪どけの時期に車についた泥や汚れをいつ落とすか、またどのように手入れをするか迷う方は少なくありません。本記事では、地域の気象データや盛岡周辺のお客様から寄せられるご相談をもとに、春先の洗車のタイミングや汚れのメカニズムについて解説します。
1. 盛岡は3月も20日ほど雪が降る(平年値)

3月はまだ雪と泥はねが続く時期
暦の上では春を迎える3月ですが、盛岡周辺ではまだ雪への警戒が必要です。気象庁の平年値データを見ると、盛岡の3月の雪日数は約20日となっており、月の3分の2は雪が降る計算になります(出典1)。さらに、2月の最深積雪は約32cmに達し(出典1)、路肩に積み上げられた雪が3月にかけて少しずつ溶け出していきます。
この雪どけ水が路面を濡らし続けるため、3月中は車を走らせるたびに泥水を跳ね上げてしまいます。盛岡での3月の洗車は、洗ってもすぐに泥はねが付いてしまうというジレンマを抱えやすい時期です。
盛岡の雪に関する平年値データ
以下の表は、気象庁が発表している盛岡の雪に関する平年値(1991〜2020年)の一部です。
| 月 | 雪日数(日) |
|---|---|
| 3月 | 約20 |
| 4月 | 約7 |
※数値は気象庁 過去の気象データ検索 盛岡の平年値(出典1)より引用し目安として記載
表からわかるように、4月に入ると雪日数は約7日へと急激に減少します(出典1)。そのため、本格的に車の汚れをリセットしてきれいな状態を保ちやすくなるのは、4月に入ってからが1つの目安となります。
2. セルフ盛岡バイパスで相談できること
当店「セルフ盛岡バイパス」には、EX資格者が3名、1級資格者が3名在籍しており、キーパー技術コンテスト岩手県チャンピオン決定戦に出場した実績を持つスタッフもおります。確かな技術力で、お客様の愛車を美しく仕上げます。
また、専用のピット内でコーティングを施工致しますので、雨風の影響を受けずに高品質な施工が可能です。実際のピットでは、下回りにこびりついた融雪剤や泥汚れを高圧洗浄で念入りに洗い流してからコーティング作業に入ります。施工中は代車をお貸ししておりますので、お出かけやお買い物の間に即日できれいに仕上げることができます。詳しい設備やメニューは、店舗ページでご確認ください。
3. 雪どけの泥はねに塩分が混じる理由
融雪剤が溶け込んだ雪どけ水
冬の路面凍結を防ぐために散布される融雪剤(主に塩化カルシウムや塩化ナトリウム)は、雪や氷を溶かす働きがあります。しかし、溶けた水には高い濃度の塩分が含まれており、雪どけの時期にはこの塩水と路面の土砂が混ざり合った泥水が道路に溜まります。
車がこの上を走行すると、タイヤが塩分まじりの泥水を激しく巻き上げ、ボディの側面や下回り、リアゲートなどに付着します。これが、雪どけの泥はねの落とし方が通常の泥汚れよりも厄介とされる理由です。
塩分を含んだ汚れが車に与える影響
塩分を含んだ泥汚れを長期間放置すると、金属部分のサビの原因になるだけでなく、塗装面にも悪影響を及ぼす傾向があります。特に、泥水に含まれる無機質のミネラル分は、水分が蒸発した後にボディに固着しやすく、水シミ(ウォータースポット)を形成する原因となります。
このようなミネラル分の固着を防ぐためには、ガラス被膜とレジン被膜の2層構造を持つ「クリスタルキーパー」や「ダイヤⅡキーパー」などのコーティングが有用です。有機質であるレジン被膜が表面を覆うことで、無機質のミネラル汚れが固着するのを防ぐ役割を果たします。塩害対策については、融雪剤・塩害から車を守るコーティングの必要性の記事でも詳しく解説しています。
4. 盛岡の真冬の朝の冷え込みと融雪剤の影響
盛岡周辺の厳しい冷え込みとお客様からの声
岩手県の内陸部に位置する盛岡市は、冬の朝の冷え込みが厳しい地域です。気象庁の平年値データ(1991〜2020年)によると、盛岡の1月や2月の日最低気温は約−5℃まで下がります(出典1)。
この厳しい冷え込みにより路面凍結が頻発するため、盛岡市周辺では融雪剤が大量に散布されます。当店のお客様からも「通勤でバイパスを走ると、すぐに車が真っ白になってしまう」「下回りのサビが心配」といったご相談を春先によく受けます。
盛岡の気温データ(平年値)
| 月 | 日最低気温 | 日最高気温 |
|---|---|---|
| 1月 | 約−5℃ | 約2℃ |
| 2月 | 約−5℃ | 約3℃ |
※数値は気象庁 過去の気象データ検索(出典1)より引用し目安として記載
このように路面凍結が起こるため、通勤や買い物で移動する車は、常に塩分を含んだ泥はねにさらされています。春先の洗車ラッシュに備えて、事前によく利用する経路に合わせて、お近くの店舗一覧や盛岡市の店舗一覧から近隣の店舗を探しておくのも1つの方法です。
5. 雪がやんだあと最初の洗車で見る場所

泥はねが蓄積しやすい下回りと足回り
雪どけの時期が落ち着き、春に向けて洗車をする際は、普段の洗車以上に見るべきポイントがあります。最も重点的に汚れを落としたいのは、タイヤハウスの中、ドアの下部(サイドシル)、そしてリアバンパー周辺です。
これらの場所は走行中に巻き上げた泥水が直接当たるため、汚れが厚く層になっていることがよくあります。高圧洗浄機やホースの水流を使って、まずは下回りからしっかりと泥と塩分を洗い流すことが大切です。
水シミの確認と対処
泥汚れを洗い流した後は、ボディの表面に水シミ(イオンデポジット)ができていないかを確認します。雪どけ水には路面の不純物やミネラルが多く含まれており、これがボディ上で乾くと白い輪状のシミとして残ります。
通常のカーシャンプーで落ちない場合は、専用のクリーナーを用いたり、コーティングのメンテナンスを行ったりする必要があります。詳しい対処法については、車の水垢の落とし方|ウォータースポットまで完全対策も参考にしてください。
なお、「フレッシュキーパー」や「EXキーパー」のように、特殊な防汚能力(自浄効果)を持つコーティングを施工している車であれば、塗装表面の平滑化により汚れが密着しにくく、雨が降ることで泥汚れが洗い流される傾向があります。これにより、雪どけ時期の洗車の手間を減らすことが期待できます。
6. タイヤ交換の時期に合わせてできる点検

夏タイヤへの交換と同時に洗車を行う
盛岡の4月の雪日数は約7日まで減ります(出典1)。雪が少なくなったころにスタッドレスタイヤから夏タイヤへ交換するなら、その時期は車全体の汚れをリセットし、コーティングの状態を点検するのに非常に良い機会です。
タイヤを外した状態であれば、普段は手が届きにくいホイールハウスの内側や、サスペンション周辺にこびりついた泥や塩分も洗い流しやすくなります。また、外したスタッドレスタイヤのホイールも、融雪剤を含んだ汚れをしっかり落としてから保管することで、ホイールの劣化を防ぐことができます。
コーティング被膜の確認
冬の間、過酷な環境に耐えたボディのコーティング状態も確認しましょう。「ダイヤⅡキーパー」などのボディガラスコーティングを施工している車も、春先のタイミングで水はじきやツヤの状態を見ておくことが大切です。
もし水はじきが弱くなっていると感じた場合は、ミネラル分が表面に付着しているだけの可能性もあります。その際は、洗車や決められたメンテナンスを行うことで、本来のガラスのような透明感と強撥水を取り戻すことができます。
7. よくある質問
8. 出典
- 過去の気象データ検索 平年値(1991〜2020年) 盛岡(気象庁、2026年10月閲覧)
- キーパーコーティングの製品情報(KeePer技研株式会社、2026年10月閲覧)
この記事の監修
髙濵 良夫
出光リテール販売株式会社 販売部 担当課長
資格:コーティング技術1級資格者(EXキーパー資格者)
弊社中国カンパニーでKeePer施工と施工者育成に従事。
現在は、KeePer全社推進・KeePer LABO推進業務に従事。
